Sunday, June 26, 2005

DAP-K.I.D.Sプログラム

■DAP-K.I.D.Sプログラムとは
現在アメリカで広く行われている『暴力を目撃して育った子どものケアプログラム』は、アメリカの非営利法人DAP(Domestic Abuse Project)が開発しました。このプログラムは、DVのある家庭に育つ子ども達があつまり、グループリーダーというスペシャリストのもと、安心安全な環境の中で、DVを体験をした同士がお互いを認め自分を守るスキルを身に付け、自尊心を高めていく10回にわたるセラピーです。  
湘南DVサポートセンターでは、このプログラムを日本に導入すると共に、DAPの心理療法と野外プログラムを組み合わせたDAP-K.I.D.Sプログラムを開発しました。
大自然の中で親子でキャンプやアウトドアスポーツにチャレンジし、寝食を共にすることで、希薄になりがちな親子関係の修復をはかる新しい回復プログラムです。DVの被害を受けた母親と子どもに、信頼できる大人が介在することで、安心で安全な人間関係を体験し、他人との距離感を身につけることができます。