Sunday, July 10, 2005

写真3








Tuesday, July 05, 2005

野外活動を通して

■DAP-K.I.D.S(Kodomo Intensive Development System )
森から流れ出る清流が集まり、大きな流れとなる川や湖で、親子力を合わせてカヌーを漕ぎ、参加者全員でワイワイ楽しみながらバーベキューやキャンプ。自然は子どもも大人も優しく包み込んでくれます。
今年で6年目になるこのプログラムは、「暴力を目撃して育った子どもたちのケアプログラム」と野外活動プログラムを組み合わせたものです。安全で安心な環境の中で、野外体験という楽しい共同活動を通して、子どもたちに自分自身に対する自信をつけさせることを目的にしたものです。親と子のコミュニケーション、子ども同士の関係性の構築、信頼できる親以外の大人との出会い・・・・
子どもたちに欠かすことのできない大切なものを、このプログラムを通して感じ取って欲しいと考えています。
*障害をもっている、学校にいけない、いじめや虐待を受けてきた、DV のある家庭で育っている子ども対象。(原則的には親子参加)
*このプログラムに参加している大人たちは、子どもにとってロールモデルとなる重要な存在です。参加するインストラクターや大学生のボランティアは、事前に研修を受け、安全教育、野外活動・DVや虐待についての十分な知識をもってサポートしています。

Sunday, June 26, 2005

DAP-K.I.D.Sプログラム

■DAP-K.I.D.Sプログラムとは
現在アメリカで広く行われている『暴力を目撃して育った子どものケアプログラム』は、アメリカの非営利法人DAP(Domestic Abuse Project)が開発しました。このプログラムは、DVのある家庭に育つ子ども達があつまり、グループリーダーというスペシャリストのもと、安心安全な環境の中で、DVを体験をした同士がお互いを認め自分を守るスキルを身に付け、自尊心を高めていく10回にわたるセラピーです。  
湘南DVサポートセンターでは、このプログラムを日本に導入すると共に、DAPの心理療法と野外プログラムを組み合わせたDAP-K.I.D.Sプログラムを開発しました。
大自然の中で親子でキャンプやアウトドアスポーツにチャレンジし、寝食を共にすることで、希薄になりがちな親子関係の修復をはかる新しい回復プログラムです。DVの被害を受けた母親と子どもに、信頼できる大人が介在することで、安心で安全な人間関係を体験し、他人との距離感を身につけることができます。